これから注文住宅を検討している場合、まずは現在の家族構成に目を向けましょう。一人暮らし、夫婦二人、若い世代なのか高齢なのかで、予算や家の間取りは大きく異なります。一人暮らしの場合でも、家族が増える可能性や来客を考えた間取りの注文住宅を建てた方が良いでしょう。若い夫婦二人なら、これから子供が生まれて子育てをする事も充分にあり得ます。
子供の事を見据えた家作りを思案するのも一つの手段です。高齢の夫婦の場合は老後の生活を重視して、シニア向けのバリアフリーを取り入れた家にするのもおすすめです。後々にバリアフリー化を考える場合、別途価格が掛かるので予算を超えてしまう場合があります。また、若い夫婦と高齢の夫婦、二世帯住宅を検討している際には、キッチンは二つ設けるなどや互いのプライバシーを防止した家作りを心掛けるべきです。
注文住宅はそのような要望を叶えてくれますが、決めた予算内で妥協出来る部分は妥協し、無理のない家を建てる事が大事です。特に、高齢で家を建てる場合はローンを組むと支払いが苦しくなり、家を手放さなければいけない場合があります。退職金や貯金が充分に合っても、病気や怪我で医療費が必要になる事もある為、他にもお金が掛かる事を想定して家を建てるようにしましょう。若い夫婦も同様で、転職をする場合や病気や育休などの様々な理由で仕事が減る可能性も視野に入れ、支払いに無理のない価格で注文住宅を建てるようにする事が大切です。